アクセス解析をしよう – まーくんのアフィリエイト学校【afb】

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アクセス解析をしよう

公開日 最終更新日

アクセス解析の意味

アクセス解析とは、WEBサイトにおけるユーザーの行動をデータとして蓄積し、解析していくことです。

収集するデータは、検索やSNSといった集客チャネルの種類やアクセスの時間帯、滞在時間やデバイスの種類など多様な要素があります。

解析というと難しい響きですが、ここでやっていくことは、解析ツールが収集してくれたデータに基づく分析です。

なので特殊な技術を使ってアクセスを辿り、手動で解析データを作るというような、テクニック系の作業は必要ないので、システムに明るくない方でも全く心配はありません。

 

アクセス解析って何をするの?”解析”と”分析”の違い

アクセス解析_解析と分析

アクセス解析という言葉が少し取っ付き辛いと思いますので、もう少しかみ砕いた解説をしておきたいと思います。

まず解析という言葉の意味を改めて確認しておきましょう。

「解析」の意味
事物の構成要素を細かく理論的に調べることによって、その本質を明らかにすること
出典:goo辞書

そして、良く似た言葉で”分析”というものがあります。

分析の意味は以下の通りです。

 

「分析」の意味
複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、その構成などを明らかにすること。
出典:goo辞書

これだけをパッと見るとイメージしづらいですし、同じような意味合いにも感じられますよね。

ただやはり違いはあります。

解析とは、項目別に収集されたデータを整理することによって、現状を把握しようとする動きのことです。

そして分析は、その解析データをもとに、なぜその結果になったのかを考えていくことを意味します。

例えばあなたのWEBサイトがスマホでのアクセスが大半だという解析データが出たとすれば、なぜスマホでのアクセスが多くなっているのかを考えていくのが分析にあたります。

このように、解析の先にあるのが分析というイメージです。

そのためアクセス解析そのものは、あくまでデータを見て現状を把握するというような意味合いになります。

アクセス解析の目的。どんなデータを解析するのか

アクセス解析をすることによって分かることを整理しておきたいと思います。

アクセス解析でチェック可能なデータ例
  1. ユーザーの属性(年齢・性別・デバイスなど)
  2. 集客チャネル(検索・SNS・メルマガといったサイトへの流入経路)
  3. ユーザーに人気のページ
  4. ユーザーの滞在時間や離脱エリア
  5. 時間帯別のアクセス比

上記のようなデータを、図やグラフを用いて分かりやすく提示してくれます。

ではこのようにデータを集めるアクセス解析の目的は何で、どんな風に役に立つのでしょうか。

アクセス解析の目的は、ページの課題を発見し、よりユーザーに合った記事にすることです。

課題を見つけるためのデータをツールが用意してくれるので、サイト運営者は対策を考えることに集中すればいいことになります。

そしてユーザーに合ったページにすることで、アフィリエイトでのCV数を上げていくことができます。

つまりアクセス解析と分析を怠りなく行うことで、より良い結果を出していくことができるのです。

 

アクセス解析ができる代表的なツールをご紹介

繰り返し触れているように、アクセス解析はツールを使って行います。

そこで代表的なアクセス解析ツールをご紹介します。

今回ご紹介する3つのツールは全て無料で非常に高性能なので、導入して損はありません。

 

①Google Analytics(Googleアナリティクス)

アクセス解析_Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは先ほど挙げたデータ例を全て網羅できるツールです。

Googleが無料で提供しているツールであり、「DataSign Report」の統計によると、上場企業の83%以上が利用しているとされるツールです。(2017年8月度)

このように無料ツールの最高峰とも言うべきアクセス解析ツールなので、ぜひ導入いただければと思います。

使っていく中で不明点がでてきても、使い方を解説しているサイトが豊富ですし、専用の書籍も多数出版されているので、解決が比較的容易です。

 

②Search Console(サーチコンソール)

アクセス解析_サーチコンソール

Googleアナリティクスがユーザーの行動を中心とした外部的な情報を解析するツールなのに対し、サーチコンソールはサイトの内部的な問題点を教えてくれるツールというイメージです。

もっと言うと、Googleアナリティクスはユーザー向け、サーチコンソールはGoogle向けの対策を考えるのがメインのツールにあたります。

具体的には、モバイルユーザビリティの観点の問題や構造的な欠陥まで、普段サイトを運営していては気づけない課題を教えてくれます。

またgoogleにページのインデックスを依頼することもできるので、記事を作ったらクロールの依頼をするようにしましょう。

ちなみにサーチコンソールもGoogleが提供しているツールの一つです。

 

③User Heat(ユーザーヒート)

アクセス解析_userheat

ユーザーヒートはページ単位での解析に向いたツールになっています。

具体的に何ができるかというと、ページにおけるユーザーの熟読エリア離脱エリアクリックしたエリアなどをサーモグラフィーのようなビジュアルで見ることができるようになっています。

これにより、ユーザーがよく読んでいるエリアの特徴を考えたり、逆に離脱しているエリアの問題点を考えることができます。

一般的にはページのトップが最も見られ、下にスクロールするほど離脱率は高くなります。

ユーザーが最後まで読んでくれる割合(読了率)を高めるために必要な解析データと言えるでしょう。

 

WordPressのプラグインでもアクセス解析できる

アクセス解析_jetpack

上記のツール以外にも、WordPressのプラグインを使うという方法があります。

アフィリエイターに限らず、サイト運営をする方の多くはWordPressを使われていると思いますが、そのWordPress内でインストールして使用するツールがプラグインです。

プラグインは数えきれないほどあるので、アクセス解析にオススメのプラグインを一つご紹介します。

それが「jetpack」です。

jetpackは様々な機能が搭載された優秀なプラグインです。

多機能すぎるがために使わない機能が多くなったり、WordPressの動作が重くなってしまう可能性はあるので注意は必要です。

 

まとめ

簡単に今回のまとめをしておきましょう。

  1. アクセス解析はツールが提示するデータをチェックすること
  2. アクセス解析にはGoogleアナリティクスがオススメ
  3. WordPressのプラグインでもアクセス解析は可能

アクセス解析はサイトのPV数UPやCV数向上に欠かせない工程なので、後回しにせずにしっかり取り組んでいきましょう。

 

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